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2025.11.11

2025年10月の検査結果について

10月の検査結果 「基礎の重大不具合」

10月は 【112】件 の現場インスペクションを実施いたしました。

その中でご紹介する指摘事例は、大手ハウスメーカーが施工した基礎の不具合です。

 

検査当日は生憎の雨天ではありましたが、基礎コンクリート打設後で

型枠を外したタイミングでの【基礎完成検査】です。

主な検査項目は、基礎の仕上がり状況になるのですが、型枠を外した後は

掘削した部分に土を戻す「埋め戻し」という工程になります。

埋め戻しすると、基礎が土の中に隠れてしまう為、目視確認が出来なくなります。

 

一般的に現場工程としては、ピンポイントになりますので、このタイミングで

現場担当者が品質検査の実施をしている殆ど会社はいないと思います。

 

下記の写真は、まさに埋め戻しで隠れる部分に【コールドジョイント】を確認しました。

コールドジョイントとは、先にコンクリートを打設した部分と、後からコンクリートを打設した部分が一体化できていない為、境目(ジョイント部分)の強度が必要な強度を確保できていない現象です。

下記は近景写真です。

写真だけでも、一体化できていない事がわかりますね・・・

コールドジョインも軽微なのか重度なのかにもよって補修方法は異なります。

そもそも、正しい補修をしなければ、基礎に必要とされている耐力が確保できません。

 

検査で発覚しなかった場合、このタイミングで現場担当者が現場に行く機会は殆どありませんから、施工業者(職人)の判断次第になります。いわゆるお任せ…。

最悪のケースは、このまま埋め戻し作業をされてしまうという事です。

 

当センターのインスペクションも限られた回数・タイミングにはなりますが、今までの経験を基に特に重要な検査タイミングを各工程毎に設定しています。

 

既に工事がはじまっている方からのご相談も受け付けておりますので、ご心配ごとがありましたら、遠慮なくお問合せ頂ければと思います。

 

 

記事作成 ホームインスペクター新井

 

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