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当センターの業務内容
インスペクションと聞いても、何を相談していいかわからない…。こんなお声を聴くこともあります。家づくりにおいて、心配な点や悩み事はまず、我々にお声がけください。
代表理事の私(市村崇)は、大学卒業後に大手ハウスメーカーに就職。現場監督に従事後、本社勤務で施工マニュアルの制定などを経て退職。自身で設計事務所と工務店を開設し、注文住宅の新築やリフォーム工事を受注してきました。木造は在来工法から枠組壁工法(ツーバイフォー)、鉄骨造は軽量・重量の現場管理も実施。RC造案件など、これまで多岐にわたる工法に携わってきました。2013年から当センターにてインスペクターとして、多い時には年間検査数800件を超える現場に赴き、現場の是正指導に携わってきています。当センターのクライアント様からの相談事例は多種多様ですが、主なものを紹介していきます。
・家づくりにおける注意点を教えてほしい
・購入する土地を一緒に見てほしい
・依頼先のハウスメーカーを迷っているので助言が欲しい
・展示場に一緒に同行してほしい
・設計図書の精査をしてほしい
・見積もりのチェックをしてほしい
・現場の検査(インスペクション)を実施してほしい
・建売住宅や中古住宅を購入したいので、住宅を調査してほしい
・欠陥住宅の調査、建築紛争の手伝いをお願いしたい
・家づくりにおける注意点を教えてほしい
書籍やYouTubeを通じて、家づくりの注意点を啓蒙活動しています。最も気にしてほしいことは、皆さん消費者は「圧倒的に情報弱者」という事です。WEB検索をすれば【積水ハウスの評判】や【工務店の選び方】、技術的な事では【気密性能】【耐震等級】など、一見欲しそうな情報は簡単に手に入ります。
ですが、あくまでも無料で入手できる情報ですから、真偽もあやふやですし、単なる営業行為での情報発信というケースも見受けられます。まずは、情報取得の上、俯瞰的に情報の真偽を考えることが重要です。我々のような家づくりを商売としてない第三者の立場だと、公平なことを発信できますので、当センターのセミナーにご参加いただくこともいいかもしれません。https://e-home-inspector.com/service/2seminar/
・購入する土地を一緒に見てほしい
【一軒家】を建てよう!でも・・、土地がないという場合には、【土地探し】からスタートになります。土地探しは住宅会社ではなく、不動産業者のカテゴリーです。注意したいのは、不動産業者はあくまでも土地を売りたいのが主業であり、そこにどんな建物が建つかどうか?は、ほとんど興味がありません。皆さんは「家を建てるために」土地を買うわけですから、不動産業者との話だけで土地購入を決めるのはお勧めできません。住宅会社とも同時に話を勧めながら、希望の家が建築できるのかを確認してから、土地購入を決めてください。当センターでは、現地に同行して「土地のポテンシャルを助言する」ことも、実施しています。
・依頼先のハウスメーカーを迷っているので助言が欲しい
【住友林業】と【三井ホーム】で悩んでいる…。どちらがいいのでしょうか?というお問い合わせを頂きます。このような悩みが尽きないのは、各社の「決め手」がよくわからないことにあると思います。大体の大手のハウスメーカーは【耐震等級3】【ZEH】または【断熱等級6】など、うたい文句が一緒です。工法に関しても特許のような商品ですので、はっきりと何に優れているという事がわかりづらい(メーカーはあえて、そうしているのですが)のが、悩んでしまう原因かと思います。営業マンでは教えてくれない目線で、資金計画とプランから選定助言をさせて頂いています。
・展示場に一緒に同行してほしい
初めて【住宅展示場】に行くと、大半の方が舞い上がってしまいます。最近では情報収集も幅広く可能ですので、いきなり展示場に足を運ぶ方も少なくなったと思います。展示場の何を見たらいいのかわからない、営業マンにどんな質問をすればいいの?騙されたくないので同席して欲しい。そのようなご希望がある場合には、ご一緒させて頂きます。
・設計図書の精査をしてほしい
住宅販売のチラシなどを見るのが好きな方も多いと思います。主には間取りを楽しんで参考にされていることでしょう。いざ、自分の家の設計図を見たときに【いい間取り】かどうかの判断は希望の室数があるか?と動線、収納くらいしかチェックできないと思います。もちろん、我々もその点は注視しますが、見るべきポイントはそこではなく、【配置計画】【通風】【採光】を中心とした建築の基本と、【構造】【設備】の計画がきちんと考えられているか?がプロ目線の第一歩になります。
・見積もりのチェックをしてほしい
どんなにハイスペックでいいプランでも【住宅予算】をオーバーしていたら、その会社では建てることは出来ません。特にハウスメーカーの見積もりは独特な書式で各社ばらばらなフォーマットで提出されますので、なかなか読み解くのは困難だと思います。【平均的な相場費用】なのか?【見積もり金額がアップしないか】などは、一般の方では判断が難しいため、チェック依頼を頂くことが増えています。
・現場の検査(インスペクション)を実施してほしい
皆さんが、どんなに勉強をしても【現場品質】を理解することは困難を極めます。仮に正誤判定がわかるようになっても、それをどう直せばいいのか?そこを修正したら、他に不具合が出ないのか?などは想像がつきません。当センターの主業務である現場インスペクションは「皆様の代わりに現場に赴き厳しくチェックする」ことと「健全な状態で工事を進めていくようにウオッチする」ことで、ヒューマンエラーやクリティカルな欠陥を防止します。
・建売住宅や中古住宅を購入したいので、住宅を調査してほしい
すでに建っている住宅は見た目のことしかわからないため、プロ目線で住宅を調査してほしいというご要望を頂きます。当センターでは、機器を使用した調査を実施した上で、建物状況(劣化診断を含む)を報告します。賃貸案件などでは、長期のメンテナンス計画の助言なども可能ですので、建て替えか?継続使用か?で悩んでいる方からのご相談も受けています。